便通には水も大事です

日本人女性の約半分が実際に便通不全に苦しんでいると言われます。
便通不全が起こる要因は、ファイバーの欠如、エクササイズ欠如、不規則な生活やフラストレーションなどさまざまですが、意外と知られていないのは、水分の欠如もまた大きな原因の一つになっているというようなことです。

完璧な便のケース、その８０％は水分だと言われています。
体内の水分が欠如すれば便もかなり硬くなってしまい、実際、排泄されにくくなります。
そして、水は腸の蠕動運動を作用し、円滑な排泄を促進する役割も果たしています。
便通不全改善に関してはファイバーを多く摂る感じのことが大事だという事はみなさんご存知だとは思いますが、そのファイバーを膨らませる感じのためにも、水分が必須になります。
頑張って沢山摂ったファイバーを無駄にする感じのことのないよう、食事と一緒に水分もきちんと十分摂るように心がけましょう。

特に、朝起きて直ぐに冷たい水をコップたくさん飲むのは腸への作用に大変効果的です。
とりわけ硬水は、ミネラルがかなり豊富で、腸を作用する作用が高いと考えられています。

成人が１日に必須とするような水分量は、体重１kg程度あたり０．５リットル程度だそうです。
体重が５０ｋｇ程度の人では２．５リットルの水分が必須というようなことになります。
仕事が忙しかったり、あるいは、外出がかなり多くなったりすると、ついつい水分を摂るようなことを忘れてしまいがちですが、必須な水分量を十分に摂取するよう気をつけましょう。

但し、腎臓疾患や糖尿病、あるいは、高血圧などの病気治療中の方に関しては、水分の取りすぎに関しては留意が必須です。
主治医に相談してから、実際、行うようにして下さい。